無痛治療1
親知らず
清掃しにくい位置に生えてしまった親知らず、ほっぺたや歯ぐきを噛んでしまう原因となる親知らずの消炎・抜歯など。
外傷
歯を打って歯が折れた、抜けた、位置がずれてしまった。唇や口の中が裂けてしまったという症状。
口の中のできもの
口の中にできものができた、口内炎ができた、顎の形が歪んできたという症状。※精密検査が必要な場合は高次医療機関に紹介をする場合があります。
顎関節症
口があきにくい、顎がカクカクする、噛むたびに痛いといった症状。
抜歯や外傷の処置、お口にできたできものや小手術などの治療について
親知らずは第三大臼歯とも呼ばれ、前から8番目の歯として位置します。現代人は顎が小さくなっていっている傾向にあるため、きれいに生えることが少なく、以下のようなトラブルが起きやすいです。
①磨きにくく周囲の歯の虫歯の原因となる
②汚れが溜まって歯茎が腫れる
③ほっぺたや歯茎を噛む
④口臭の原因となる
⑤歯並びを悪化させる一因となる
トラブルの原因となる親知らずは抜歯が相談となります。親知らずの抜歯の際は下顎神経という、顔面の感覚をつかさどる神経の損傷に細心の注意を払わなければなりません。当院ではCTにより立体的に神経の位置を確認し、麻痺のリスクを回避して抜歯を行います。神経損傷のリスクがある場合や、埋伏位置によっては高次医療機関へ紹介とさせていただく場合があります。
親知らずは、正常に真っ直ぐに生え、かみ合わせや清掃性にも問題がない場合は抜く必要はありません。トラブルがある生え方をしている場合、抜歯を相談させて頂いております。親知らずがどうなっているのか確認したい、抜く必要があるのかなどお気軽にご相談ください。
あごがカクカク鳴る、口が開けづらい、物を噛むとこめかみの辺りが痛む、あごが外れるなどの症状があります。顎関節症は様々な原因により引き起こされます。歯ぎしり、あごの位置の不正、関節の異常、かみ合わせの不正などが原因となります。治療が必要ないものから、マウスピース治療が必要なものなど様々です。気になる症状がある場合、一度ご相談ください。
外傷の受診に際しての注意をまとめました。
来院や予約の電話の前後、待合でお待ちの間に目を通して頂けると、より良い結果を得られる可能性があります。
医科の受診を優先すべきケース
・頭部を激しく打ち付けた場合
・吐き気や意識障害、めまいがある場合
予約のお電話に際して、外傷と症状をお伝え下さい
歯が完全に抜け落ちた場合、裂傷が大きい場合は予後も考え、優先的に治療を案内できるよう尽力します。予約の際に外傷の症状を簡単にお伝え下さい。
以下の症状は上記症状と比べ治療をそこまで急ぐ必要がなく、順次ご案内しますので焦らずお待ちください。
・歯が少し欠けた
・歯の位置がズレたが口の中にとどまっている
・唇や舌を切ったが出血が少ない
歯が完全に抜けた場合にすること・してはいけないこと
・できるだけ早い受診をする
・絶対に抜けた歯を水道水で洗ったり、ハンカチやティッシュで拭かない
・薬局や学校の保健室などに歯の保存液があれば抜けた歯を浸して持ってくる
※近くにない場合は時間をかけて探さなくて良いので、受診を優先してください
※ゴシゴシ拭いて洗わないようしてください
・保存液がない場合は、以下の順で乾燥しないように保存することが望ましいです
生理食塩水>口腔内(唾液中)>コンタクトの保存液や牛乳(できれば無脂肪乳)
絶対に水道水に浸すことは避けてください
口腔内に保つ場合は誤飲しないよう気をつけ、あまりいじらないようにしてください