歯の外傷の受診に際しての注意
外傷の受診に際しての注意をまとめました。
来院や予約の電話の前後、待合でお待ちの間に目を通して頂けると、より良い結果を得られる可能性があります。
医科の受診を優先すべきケース
・頭部を激しく打ち付けた場合
・吐き気や意識障害、めまいがある場合
予約のお電話に際して、外傷と症状をお伝え下さい
歯が完全に抜け落ちた場合、裂傷が大きい場合は予後も考え、優先的に治療を案内できるよう尽力します。予約の際に外傷の症状を簡単にお伝え下さい。
以下の症状は上記症状と比べ治療をそこまで急ぐ必要がなく、順次ご案内しますので焦らずお待ちください。
・歯が少し欠けた
・歯の位置がズレたが口の中にとどまっている
・唇や舌を切ったが出血が少ない
歯が完全に抜けた場合にすること・してはいけないこと
・できるだけ早い受診をする
・絶対に抜けた歯を水道水で洗ったり、ハンカチやティッシュで拭かない
・薬局や学校の保健室などに歯の保存液があれば抜けた歯を浸して持ってくる
※近くにない場合は時間をかけて探さなくて良いので、受診を優先してください
※ゴシゴシ拭いて洗わないようしてください
・保存液がない場合は、以下の順で乾燥しないように保存することが望ましいです
生理食塩水>口腔内(唾液中)>コンタクトの保存液や牛乳(できれば無脂肪乳)
絶対に水道水に浸すことは避けてください
口腔内に保つ場合は誤飲しないよう気をつけ、あまりいじらないようにしてください